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注目の採用・育成支援サービス
スマート採用支援ツール「x:eee(エクシー)」

近代食堂 2020年3月号

※このページは近代食堂 2020年3月号の掲載の記事を許可を得て再構成したものです。

\こんなお悩みをサポート!/

多額な費用をかけて求人広告で募集をしても費用対効果が期待できない。
接客や経営業務などで忙しく採用の煩雑な業務をこなす時間が作れない。

飲食業界の人手不足が叫ばれるなか、人材・採用領域のIT技術が進化を遂げる一方で、IT化の波に乗り切れないことで、採用に苦戦する経営者や人材担当者が生まれている。この課題を解決するツールとして注目を集めているのが、「x:eee(以下、エクシー)」だ。開発したのは、総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー(株)の社内ベンチャーである、SEEDS COMPANY。エクシーの開発経緯や機能について、代表の陳シェン氏に話を伺った。

「採用担当者は“日常業務で忙しく採用活動の時間が作れない”とか、“そもそも求人広告が分からない”など、多くの悩みを抱えています。そういった悩みを解決するために開発したのが、業界初のスマートフォンに特化したスマート採用支援ツール・エクシーです」と陳氏。

優れた機能満載で操作も簡単

エクシーの優れた機能の一つが、自動的に今やるべきことを提案する“やることリスト”。「スマホで簡単に採用業務が行なえ、画面に提案される指示をひとつずつ実行することで、採用率アップにも期待できます」(陳氏)。二つ目がエクシー内で作成できる「自社採用ページ」だ。「採用ページを自分で作るのが難しい人でも、スマホ画面の指示に沿って情報入力するだけで作成が可能に。さらに、このページは求人まとめサイトに対応しているので、求職者の目に触れる機会も多くなります」と陳氏。また、「応募者管理機能」では自社採用ページからの応募者一覧を素早く確認でき、応募者の情報をメモしたり、応募者にそのまま連絡することもできる。こうした機能により、レスポンスが遅れて応募者を逃がしてしまう、といった事態を防ぐことが期待できる。

さらにエクシーは、求職者のターゲット層やエリアに応じて、どのような原稿内容で訴求すればいいのか、どのサービスプランを利用した方がより効果的かなどを、データを元に有益な情報を提供。現在、自社採用ページの作成が無料(キャンペーン期間中)なので、採用にかかるコストの不安も解決できる。

「これまでアルバイトを募集する場合、求人媒体を使うケースがほとんどで、求人原稿の内容などは営業担当の経験やスキルによって差があり、価格も不透明でした。この部分をエクシーが解決しました」(陳氏)。開発にあたっては、“誰でも使える”操作の簡易性を追求。現在、利用者の約7割を飲食・販売サービス業が占めている。

導入店事例/金沢まいもん寿司グループ(株式会社エムアンドケイ)

スキマ時間を有効活用。求人コスト削減も成功!

金沢まいもん寿司グループは、回転すしやすし割烹など全国で23店舗を展開する、(株)エムアンドケイが経営。同社ではエクシーがスタートした昨年10 月頃より、同サービスを導入している。同社の人事業務を担当する小池寿夫氏に、そのメリットについて伺った。

スマホの画面を見るだけでチャチャチャと簡単に使えました。操作方法についてわざわざ問い合わせなければならないようなことはありませんでしたし、マニュアルを読む必要もなかったですから。

「一番のメリットは求人広告費を大幅に削減できたことです」と小池氏。以前は、1人採用するのに数十万の費用が必要になることもあったが、現在はエクシ―の「自社採用ページ」で各店の募集記事を作成するのが基本。さらに、急に人材が必要になった場合でも、さまざまな媒体の求人プランが閲覧できる画面で内容を比較した後、お得な 価格で掲載発注ができるようになったという。

さらなるメリットは、「スマホがあればいつでもどこでも採用業務が行なえること」と小池氏。求職者へのレスポンスが速くなったことで、応募者を取りこぼすこともなくなった。「将来的には採用業務を各店の店長に移行する予定です。店舗ごとに採用ページの写真や文章を簡単に変更できるので、エリア特性にあわせて効果的なページ を作れたらと思っています」(小池氏)。エクシーの導入で求人コストの削減と採用業務の効率化に成功している。

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